磁気嵐発生

6月23日未明に、太陽風の乱れがやって来て、磁気圏が激しく乱れています。

オーロラの強まりを示すAE指数のグラフは、図の範囲を飛び出すほどに大きく変化しています。

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また、磁気嵐の発達を示すDst指数の値は、-144nTまで下がっていて(下がるほど、磁気嵐が発達しています)、大きい規模の磁気嵐が起きている最中です。

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グラフの様子から、Dst指数はまだ下がりそうです。

この乱れをもたらしたのは、太陽で発生したM2.0とM2.6の2つの中規模フレアです。(写真はSDO衛星)

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ひとつめのM2.0

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続く様に起きたM2.6

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このフレアに伴って、CMEが太陽から噴き出しました。(写真はSOHO衛星)

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太陽の中央で発生したので、CMEの白いガスは、太陽を丸く囲む様に広がっています。

こうして太陽を飛び出した太陽風の乱れが、1日半ほどかけて地球にやって来たのです。

5月の黒点相対数は58.8

WDC-SILSOより、2015年5月の黒点相対数が発表されました。月平均値は 58.8 でした。4月が54.4だったので、大きな変化はありません。黒点数は、昨年の後半から少しずつ少なくなっている所です。

今回は、1970年から2015年までの45年間のグラフを紹介しましょう。

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すると、およそ11年周期といわれる、太陽の活動周期がいくつか見えてきます。それぞれの山の上に、第21期、第22期と番号を付けました。

この図の中では、第21期、第22期の山の高さが目立ちます。第22期には、月平均値が200を超えた月もありました(1990年8月の200.3です)。それと比べると、現在の第24期は、100を超えたのが一度あるだけで(2014年2月の102.3です)、全体的に太陽の活動が低調だったことがよく分かります。

これから2020年くらいにかけてどんどん下がっていくと思いますが、ちょっと寂しくもありますね。